THE ALFEE まとめ

かの英雄ヘラクレスが最初の試練で倒したライオンが由来の獅子座だけど、きみは?

この前のさ。台風の時だったかな?

一日中ずっと雨で、日が沈むにつれて風も雨も強くなってきて。

1人でじっと家にいて、怖い思いして。そして日付が変わってふと外を見たら晴れてるんだね。

真っ暗だけど、雨と風がすべてを吹き飛ばして晴れ晴れとした夜空がそこにあったんだね。

ツイッターでも、都内でオリオン座が見えるでーー!って話題になったとかなんとか。

それでふと思ったわけさ。

オリオンってそもそもなんだ・・・?

ってか自分の星座の由来って、なんなんだ・・・?

ってことで今回はざっくり勉強会!

自分の星座の由来をざっくり知って、明日学校や職場でどや顔して恥をかこう!!

今回は前半戦!

追記して全星座を網羅!

星座の由来はすべてギリシャ神話の話。まだ神々と人々が共存してた世界。

牡羊座(おひつじざ・3月21日〜4月19日生まれ)

とある国の王様アタマスと王妃ネペレー(雲の精霊)には双子の子ども、兄プリクソスと妹ヘレがいたんだけど、継母イノーがその二人を疎ましく思ってたんだね。

イノーはわざと国を凶作に陥れ、神官をだまし、双子を神の生贄にさせようとしたんだね。

それに気づいたネペレー(雲の精霊)は、ゼウスの使いヘルメスが飼ってた黄金の毛の羊に双子を乗せて遠くへ逃がしましたとさ。

その時の、羊。

※諸説あります

のちの「アルゴー船の遠征」にも出てくる神の使いの黄金の毛の羊、おひつじ座だけど、きみは?

牡牛座(おうしざ・4月20日〜5月20日生まれ)

浮気王で有名なゼウス。

めちゃくちゃ絶世の美女で有名なフェニキア国王の娘エウロペを狙うべく、白い牡牛に変身して近づきます。

美しく大人しい白い牛にエウロペは油断し背に乗ってしまい、その瞬間ゼウスはここぞとばかりに猛ダッシュ、海を越えてクレタ島に。

その後ゼウスとエウロペの息子はクレタ島の国王になりましたとさ。

その時の、牛。

※諸説あります

ヨーロッパの語源にもなった美女エウロペをさらうためにゼウスが変身したおうし座だけど、きみは?

双子座(ふたござ・5月21日〜6月21日生まれ)

兄カストールの父親はスパルタ王テュンダレオースで、弟ポリュデウケースの父親はゼウスであったとされるため、弟は不死。

ある戦いでカストールが死んでしまった!それを悲しんだポリュデウケースはゼウスに何とか生き返らせてほしい、自分の不死を分けてほしい、と頼み込んだところ、兄弟愛に感銘を受けたゼウスが願いを聞き入れた。

その時の、双子。

※諸説あります、父親違うのに双子なんかい、とかもあるしね。

ゼウスの血を引く兄弟愛の結晶、ふたご座だけど、きみは?

蟹座(かにざ・6月22日〜7月22日生まれ)

ヘラクレス、アポロンの神殿にて10の試練を乗り越えるように神託を授かります。

その試練のひとつ、ヒュドラ討伐戦にて、ヒュドラを助けようとした大蟹がいましたが、あっけなくヘラクレスに踏みつぶされてしまいました。

その時の、蟹。

※諸説あります

ヘラクレスの最期に深く関わっているヒュドラ戦にて出てきた大蟹だけど、きみは?

獅子座(ししざ・7月23日〜8月22日生まれ)

蟹座と同様、ヘラクレスの10のチャレンジクエストの中の最初の試練。

アポロンより、ミュケナイの王エウリュステウスに仕え、王の言う10の試練をクリアしろ、と神託を授かります。

ちなみにエウリュステウスはヘラクレスのお兄さんだね。

最初の試練がとある洞窟に住み着いているライオンの討伐だったのだけど、硬い毛皮と鋼鉄の爪と牙を持ち合わせたライオンなので武器が全然効かない!

それならば素手で戦おう!となんとライオンを締め上げて倒します。そして最初の試練の記念としてそのライオンの皮をはぎ、身にまといました。

その姿を見た兄はびびってしまい、その後のやりとりは従者を使い、二度とヘラクレスの前に現れなかったとか。

その時の、ライオン。

※諸説あります

かの英雄ヘラクレスが最初の試練で倒したライオンが由来のしし座だけど、きみは?

乙女座(おとめざ・8月23日〜9月22日生まれ)

謎。

※人間界に最後まで残った女神アストライアー説や、豊穣の女神デメテルの説、その娘ペルセポネの説など色々あるようですが、明確ではないそうな。

謎が謎を呼ぶ、ミステリアスなおとめ座だけど、きみは?

天秤座(てんびんざ・9月23日〜10月23日生まれ)

神がいて、人を作った。

最初はみんな幸せにくらしていたけど、人々はだんだん欲にまみれて人間同士で傷付けあい争い続けるようになった。

それに愛想をつかし、神がひとり、またひとりと人間界を去っていった。(神々も欲にまみれて争いあってたけどね?)

その中で最後の最後まで人間を信じ、人間界に残り続けた女神がいた。その名も正義と天文の女神アストライアー。

それなのに人間はその女神すら裏切り、とうとう悲しみの果てに女神は人間界をさり、強欲と争いの鉄の時代が訪れた―・・・

その女神の、天秤。

最後まで人間を信じ続けた正義の女神の天秤が由来のてんびん座だけど、きみは?

蠍座(さそりざ・10月24日〜11月22日生まれ)

三神のひとり、ポセイドンの息子オリオンは腕の立つ巨人の狩人で、ある日酔った勢いで仲間内で「俺より狩りが上手いやつなんかいねーぜ!俺が一番!!」とイキります。

それを聞いた大地の女神ガイアは、私が大地を豊かにしてるから獣たちもたくさんいるんだぞー!この傲慢野郎め!!と怒り狂い、一匹の蠍をオリオンに仕向けます。

蠍に足をさされたオリオンはあっけなく死んでしまいました。

その時の、さそり。

※諸説あります

ポセイドンの息子の英雄オリオンを仕留めたさそり座だけど、きみは?

射手座(いてざ・11月23日〜12月21日生まれ)

ヘラクレスの師匠ケイローンはゼウスの父クロノスの息子。(つまりゼウスとは腹違いの兄弟って感じ?)

クロノスが浮気時に馬に姿を変えていたため、ケイローンは上半身が人で下半身が馬のケンタウロススタイル。

話は変わって10のチャレンジクエストの4つ目に挑んでるヘラクレス、なんやかんやでケンタウロス族との戦いに!

こんな時こそ猛毒ヒュドラの血を塗った矢で攻撃!って思ったらケンタウロス族の中にいた師匠のケイローンに当たってしまう!!

だが神の子ケイローンは不死!一生猛毒で苦しみ続ける!そんなの嫌だ!!

てことで、ケイローンはゼウスに不死の力をなくすようお願いし、死を選びました。

その、ケイローン。

※諸説あります

ゼウスの父の大神クロノスの息子で、ヘラクレスやアキレウスを弟子に持つ賢者ケイローンが由来のいて座だけど、きみは?

山羊座(やぎざ・12月22日〜1月19日生まれ)

神々がナイル川のほとりで宴会を開いてたら、川から怪物テュポーンが現れ、驚いた神々は逃げまどう。

牧畜の神パーンは魚に化けて川に逃げ込もうとしたら、うっかり下半身は魚だけど、上半身はやぎになっちゃった!たはは☆

その時の、パーン。

※諸説あります

うっかり上半身だけやぎに化けちゃった愛嬌ある神パーンが元のやぎ座だけど、きみは?

水瓶座(みずがめざ・1月20日〜2月18日生まれ)

浮気王ゼウスの目にとまれば最後、女性だろうが男性だろうが誘拐されます。

今回は超絶美少年ガニュメデス、大鷲に化けたゼウスに天界へ連れ去られてしまいます。

そこでゼウスは彼に、神々の食卓で美酒ネクタルを注ぐ役目を与えました。

その時の、ガニュメデス。

※諸説あります

ゼウスに愛されたトロイア国の王子で美少年が由来のみずがめ座だけど、きみは?

魚座(うおざ・2月19日〜3月20日生まれ)

実は山羊座のときの例のナイル川の宴会には、美の女神アフロディーテとその息子エロースも参加していました。

怪物テュポーンが現れた時、ふたりはしっかり魚に化けて、そしてバラバラにならないようにお互いひもで結びナイル川に飛び込み逃げました。

その時の、さかな。

※諸説あります

うお座は二匹の魚が紐で結ばれている形をしてるんだ、なぜだと思う?それは親子の愛そのものなんだよ。

番外編・オリオン座

さそり座の説明の部分で、オリオンはイキった結果神の怒りに触れて死んでしまった残念ボーイって感じの内容だったのだけど、そのオリオンに好意を寄せていた女神アルテミスが悲しみ、ゼウスにお願いして星座にしてもらった、そのため、オリオン座は天敵さそり座から逃げるように常に距離を取っているんだよ、という由来があるそうですが、それとはまったく別の話もあります。

巨人族のせいか?とある国王の娘に一目ぼれするも、王様から結婚の許可がおりないオリオン、狩りの腕などでなんとか認めてもらおうとして頑張っても頑張っても拒絶され続け、とうとうしびれを切らしてむりやり奪おうとしたら、王様激怒、オリオンの目玉をくりぬいてしまった!

盲目になったオリオン、なんやかんやで哀れに思ったアポロンが目を直してあげました。

そして目を取り戻したオリオンは狩りに専念するも、アポロンの妹アルテミスといい感じに。これをアポロンは許さず、妹アルテミスを騙してオリオンを殺させます。

アルテミスはこれを悲しみ、ゼウスにお願いして、いつでも会えるよう星座にしてもらったとか。

どっちにしてもなんか悲しいオリオン!巨人族のオリオンにはいろいろ伝説があるようです。

まぁ星座は後付け説もありますし、さそり座とオリオン座が正反対の位置にあることから対立関係説が濃いようですよ!

まとめ

ってことで今回は前半戦!

よし、全部書いたぞ!

この星座は全部ギリシャ神話が元になっているんだけど、不死の神々の話なので色んな星座と星座で地味にからみがあって面白い!

一番わかりやすいのは、ゼウスだね。ゼウスは当然不死なのでいつの時代にも浮気王として出現するし、自分の娘孫かまわず手を出します!

ヘラクレスの10のチャレンジクエストのうち、かに座・しし座・いて座の3つも由来が存在してるのも面白いよね。

そしていて座ケイローンはヘラクレスの師匠だけでなく、ふたご座のカストールの師匠でもあった!さらにのちのトロイア戦争でも活躍したアキレス腱の由来のアキレウスの師匠でもあったんだね。

みずがめ座のみずがめから流れ落ちる水はうお座に注がれているし、おうし座のところでエウロペをさらって連れて行ったクレタ島は、ゼウスが母親ヘラが父親クロノスにゼウスが殺されないよう生まれてすぐ匿った場所がクレタ島なんだね。

そして兄弟達を飲み込んだクロノスを倒すべく、ゼウスがクロノスのイチモツを鎌でちょんぎって、そのモツが海に落ちた時の泡から女神アフロディーテが生まれて・・・

とかなんかも色々濃いのね!

書きすぎると長くなるし、中途半場に書くと分かりづらいので、今回はわりとばっっさり省略しています!

星座だけでもギリシャ神話の面白さと深さが浮き彫りになるね?!

今後もちょっとずつアウトプットしていくぜ!

したっけお疲れさまでしたーーー!!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください