THE ALFEE まとめ

【Jazz】Duke Ellington ‐ Diminuendo And Crescendo In Blue

そんなに音楽に詳しくないんだけどさ、すっごい胸熱の音楽に出会っちまったんだなこれが・・・

知る人ぞ知る!Duke Ellington の Diminuendo And Crescendo In Blueだ!

エリントンはJazz界の巨匠ですな・・・(詳しく知らないけど)

Duke Ellingtonとは

読み方はデューク・エリントンですね。

これ・・・こういう名前じゃないんだよ?

デュークっていうのは公爵っていう愛称なんだね!エリントン公爵!ってことさ!

エドワード・ケネディ・デューク・エリントンEdward Kennedy “Duke” Ellington、1899年4月29日 – 1974年5月24日)は、アメリカ合衆国ワシントンD.C.出身のジャズの作曲家、ピアノ奏者、オーケストラリーダー。

「デューク(公爵)」というニックネームは、子供の頃から自然な優雅さ、身嗜みを身に付けきちんとした服装をしていたことから、親友エドガー・マッケントリーによって付けられた。

Wikipediaより引用

Diminuendo And Crescendo In Blueとは

1937年にデューク・エリントンによって書かれた、1937年5月15日にデューク・エリントン・オーケストラによって初めて録音されたビッグ・バンドのジャズ・コンポジション

英語版Wikipedia(Googleで翻訳)より引用

とりあえずですね、YouTubeで「Duke Ellington ‐ Diminuendo And Crescendo In Blue」で検索してみてください。

ほんとは貼りつけたいのですが、違法アップロードだったら困りますのでね!

検索すると、エリントンと思われる男性が口元の前で手を組んでるサムネイルの、15分ほどの動画が見つかるかと思いますので、観てみてください。静止画なので聴く、が正しいかもしれない。

最初、「ライブの音源だからと言っても・・・ちょっとなんかずれてない?」とか「Jazzは好きだけどこういうのは・・・」とか思うかもしれませんが、そこは辛抱して5分くらいまでなんとか聴いてください。

すると、5分すぎたあたりで、観客がざわざわしだします。

何か、おかしいぞ、と。

このちょっとしたざわざわ状態は落ち着くことなく、6分すぎて・・・もっと、より混乱が大きくなります。見えないけれど、こちらにも観客の戸惑いが伝わってくるほどに、会場の異変が手に取るように伝わってきます。

そして7分すぎて・・・、戸惑いが、歓声に変わります。

そう・・・

 

 

3分の後半からソロを取ってるテナーサックスのソロが、終わらない!!

 

え?長くない・・・?という戸惑い、エリントンからのあおり、観客の戸惑いからの声援・期待全てを受け止めて音楽で応えるこのテナーサックス奏者、ポール・ゴンザレスのアドリブが止まらない!!

これには観客も一転、大興奮!!!8分過ぎからの観客の興奮よ!!

この!世紀の!素晴らしい現場にいることができたなら!!どんなに感動と興奮を覚えたことだろうか!!!

なんと、通常2~3分でも長い方のソロを、約7分間やっちゃいます!!!

やっちゃうだけじゃない、人々を魅了し続けちゃいます!!!

このね、枠や尺に囚われない、同じバンドで同じ曲でも、2度と同じ演奏は聴くことができない!

これぞジャズ!!

 

テナーのソロが終わった後のピアノソロ(エリントンのソロらしい)が始まっても観客の興奮が冷めないのがどれほど人々の心を動かした素晴らしいものだったかを物語っていますね。

英語版のWiki情報によると、このソロに混乱した観客が立ち上がってる姿が新聞の見出しに使われたそうです。

想像できるよね。唖然として立ち上がる観客の姿・・・。

 

会場を大興奮の渦に巻き込んだ彼の伝説的なソロは10分過ぎに終了し、11分過ぎから、「Crescendo In Blue」が始まります。そう、それまでは「Diminuendo」だったんだね。まぁそうやって分割できるのか知らないけど。

この大興奮のあとのCrescendo In Blueがまたいんだな!

これにはソロは無くて、思わず自然とリズムにのってしまう小気味よいテンポでリズム隊が刻む中の、サックス・トランペット・トロンボーンといったフロントチームの掛け合いが素晴らしいです。

Diminuendoでちょこちょこ出てきたメロディーラインがここで完成形としてギュッと濃縮されてます!

さらに!

テナーに負けじと!

13分過ぎからリードトランペットがぐいぐい来ます!

このリードトランペット。選ばれ人だけがリードトランペットになることが許されるビッグバンドのトップポジション。人によっては、トランペットのキンキンした音が苦手な人もいるみたいなので、「無理」と言われてとても切なくなったこともあるのですが・・・

ハイトーンをガンガン鳴らしてきます。

吹けない人が吹けない音を無理にだしてるんじゃないの、吹ける人が、エンディングに向けて、魂をこめてハイトーンをぶちかます!

ジャズはソウルだから!!

 

この、リードトランペットの魂のこもった音よ!

胸が熱くなるね!

そしてその魂の叫びのうらで他のフロントチームが各々のメロディーラインを淡々とこなす温度差とかも胸熱よ。

そして最後、リードに続け!いや、つぶせ!!と言わんばかりに全員で伸ばしを吹いてるその休符の隙間にあれえぇ~??バリトンさん動いてます??美味しいですねぇwww

という完全に中の人のツボをぐいぐい押してきる瞬間とかあってとにかく胸熱!!!

15分という長い音楽ではありますが、ぜひ会場にいる観客の1人として聞いてみてください。

そして観客と一緒に戸惑いからの興奮を味わってください!

おまけ

Jazzはあまり知らなくても、スティーヴィー・ワンダーは知っているのでは?

このスティーヴィー・ワンダーで昔車のCMに使われてた曲があって多分、聞いたらみんな知ってる!てなると思う。

「だーだーだーだっ だっだっ だらら だららら だっだっだっだっだっだっ だーだっ」

みたいなテンポ。混乱させてしまったなら謝る。すまん。

この曲名は、Sir Duke(愛するデューク)というタイトルです。

ピーンときたね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください